ジャノメミシンのヒット商品

ジャノメミシンのヒット商品

ジャノメミシンは大正時代の創業より約90年の長きに渡り営業を続けていますが、その歴史の中で数々のヒット商品を産みだしています。

 

戦後最初のジャノメミシンの大ヒットとなった「320型」は性能もさることながら、そのデザインが大いに注目され、第2回毎日工業デザインコンクールで特選第一席に選ばれたのをきっかけにミシンのデザイン性を競い始める時代の幕が開きました。
昭和36年に発売した560型は新しい技術で模様縫いを可能にして「ジグザグブーム」を巻き起こしました。
東京オリンピックの開催を記念して発売された「ハイドリーム」は業界初の自社生産による軽合金ダイカスト製で従来の半分の軽さで女性から歓迎されました。
昭和51年に発売された「エクセル」は当時、機械式ミシンの最高機種と評価されました。
他にも日本初のコンピューター内蔵のミシンを発売するなどジャノメミシンは業界を牽引するような様々な製品を産みだしています。

 

こうしてターニングポイントになったヒット商品を見てみるとその数の多さに驚きます。
弛まぬ技術者の開発努力が日本の経済成長の源だということですね。