ジャノメミシンの海外展開
企業にとって自国のマーケットが飽和状態になった場合には海外にその営業活動地域を求めるのが定石ですが、ジャノメミシンも早い時期から海外での活動を展開しています。
ジャノメミシンは昭和35年に、アメリカの3大ミシンメーカーの1つで101年の歴史を持つニューホームミシンを買収したのを皮切りに、昭和44年にはジャノメ台湾、昭和63年にはジャノメタイランドで海外での生産を開始しています。
ジャノメ台湾は今や世界一のミシン生産能力を持つほどに成長しました。
さらにジャノメタイランドも東南アジア地域のもうひとつの生産拠点として大きな成果をあげています。
現在、ジャノメミシンは世界中に15の販売拠点を持ち100カ国以上にミシンを輸出しており、まさに世界一のミシンメーカーとして世界中の人々の夢を縫い続けています。
今後は、目前に迫った100周年に向けて、国内需要が低迷化する中、発展を続ける他のアジア圏の中でインドなどマーケット開拓を含め、次なる事業展開が求められています。