ジャノメミシンの社名の変遷

ジャノメミシンの社名の変遷

ジャノメミシンは大正時代の創設時より「パイン裁縫機械製作所」を皮切りに、「帝国ミシン株式会社」、「蛇の目ミシン株式会社」、「蛇の目ミシン工業株式会社」と社名を変更しています。

 

「パイン裁縫機械製作所」は創立者の龜松茂と飛松謹一の名前の「松」の一字を採って英語で「パイン」と名付けられました。
そして「帝国ミシン株式会社」と改名した昭和10年には「蛇の目」を冠した自社ブランド「蛇の目ミシン=ジャノメミシン」の製造・販売を開始し商標登録しました。
インパクトのある「蛇の目=ジャノメ」はこの時代から始まります。
その後、昭和24年には会社の顔であるブランド名の「蛇の目」を自社名に採り入れた「蛇の目ミシン株式会社」、5年後には製造メーカー色をより打ち出すために「工業」という言葉を加えた「蛇の目ミシン工業株式会社」という現在の名前に至っています。

 

ジャノメミシンの会社名の変遷を見ましたが、時代の流れや自社の商品に合わせて社名変更をしているのは興味深いですね。