ジャノメミシンの企業規模
日本には狭い国土の割には、最先端技術を駆使して自動車や電気製品など世界的に大きな規模で展開している企業が多くあります。
ジャノメミシンもその例外にもれず大きな規模でビジネスを展開しています。
ジャノメミシンは現在、東京の八王子に本社を置き、日本国内のシェアは25%、世界で一番売れている家庭用ミシンを製造販売しています。
資本金約114億円、日本全国に88の支店があり、従業員数は約4,000人を抱える大きな企業です。
2008年のリーマンショックで相当売上は落ち込みましたが、最近はアジアを中心とした海外での活動を積極的に展開した結果が出てきており上向き成長の傾向があります。
以前は同じミシンメーカーのブラザーと同じような規模で比較の対象となっていましたが、ブラザーは先行きの判断から事業主軸をプリンターに方向転換して成功を収めています。
ジャノメミシンは創設時からブレることなく家庭用ミシンにこだわった経営方針で今だに成長を続けていますが、最近は産業用ロボット事業も同様に成長しており、ジャノメミシンのもう片方の車輪になる日も近いでしょう。